ヴォーグ学園・6月は裏打ち大会!+ふろく付き

毎月第4週はヴォーグ学園の講座です。
東京校が日曜日、横浜校は月曜日。大抵連続です。
今月は両校とも、そして継続さんも新規さんも、みんなで一斉に裏打ち大会!
ここでお気に入りの布を自分で裏打ちして、後半の製本に使います。
既製品クロスで作るのも良いけれど、やはり素材から好みのものを用意すると
愛着もひとしおですよね♪

裏打ち大会は結構忙しいので(笑)残念ながら作業中の写真はないのですが、
こんな道具を使います。

水分をたっぷり含んでくれるセルロースのスポンジ。

ボディブラシ。
てぬぐい。これは裏打ち1枚につき、1枚。
そして糊。
それから、写真にはありませんが、裏打ち用の紙。
今回は「図引き用紙王国」という、神々しいネーミングの和紙を使いました。
薄くて丈夫なので、オールマイティに使える、裏打ち用紙の定番です。

……ボディブラシ????
そう、糊を塗って
布地と裏打ち用紙を貼り付けた後、しっかり密着させるために、このブラシを
使って「たたく」のです!
作業の様子はコチラに少し載せていますので、気になる方はどうぞ。

ここからは「ふろく」です(笑)
以前から「もしお家で何か作ったら、持って来て見せてね。わからないこと、
うまく行かないことがあったら、物を持って来てくれたらアドバイスするよ」
と皆さんにはお伝えしていて、時々自宅制作の本を持って来てくれる人がいます。
今日は横浜校の生徒さん(この春にヴォーグ学園で手製本を始めたばかり)が
「先生~、自分で作ったもの持って来たんですけど、後で見て貰えますか?」と
ちょっぴり恥ずかしそうに声掛けしてくれました。
もちろんですとも!見せて見せて!

…で、裏打ち大会終了後にガサゴソとバッグから出して見せてくれたのがこちら。

きゃーーーっ!!!こんなにたくさん????
す、すごい…びっくりです!!
まだ手製本始めたばかりなのにっ!!!驚きを禁じ得ない!!!!
あまりの衝撃(良い意味で…です)に、思わずHP掲載許可を取りました(笑)
写真上段左から右に向かって→下段左から右に向かって、
①初めて作ったもの(ご本人的には色々失敗アリ)
②自分なりに改善したもの
③ヨンネ先生の本(コチラ♫)を見ながら更にバージョンアップしたもの
④ちょっとうまく出来るようになったからサイズアップしたもの
⑤小さいサイズでは納得のいく出来まで行けたもの
⑥頑張って、独学で角背上製本!

上記①~⑤は、すべて先月のレッスンで習った「折本」です。
実はこの生徒さん、先月のレッスン時には失敗して、作り直しもしました。
でも、失敗したからこそ、自分で何度も練習して、すっかり折本達人に。

ほらね。
最初の写真では中は見えませんが、本文もとーーっても綺麗に出来ています。
先月のレッスン時が噓のよう(笑)やはり「数」は物言いますね。

この生徒さんは写真をやっている方で、元々は自分好みの写真集を作りたい
というのが受講のきっかけ。
まだ少ししか習ってないけど、自分なりにとにかく作ってみる、そしてうまく
行かなかったら理由を考えて改善作を作ってみる、また考える、また作る…
その繰り返しで本日の持参は6冊。実はお家にはもっともっとあるそうで、
全部は持って来られなかったから抜粋して持って来てくれたそうです。
もう十分綺麗に出来ているのですが、私からちょこちょことアドバイスをして、
自分だけで解決できなかったことのヒントは掴んで下さったようです。
これからもきっとたくさん、素敵な作品を作られることでしょう。

お話していて、私自身が手製本を始めた頃を思い出しました。
私が手製本を勉強し始めたのは数年前のまるみず組12月の冬期講習。
2日間、朝から晩まで3レッスンずつ、みっちりみちみちの講座でした。
その最中に既に手製本の魅力にハマってしまった私は、迷うことなく、その場で
4月からの基礎カリキュラム毎週コースに申込み!
そして4月まで待ちきれず、自宅で数十冊の本を自己流で作りました。
もちろんうまくなんて出来ません。
今見ると「なんじゃこのヘタッピな大群は」が、段ボール一箱分あります(笑)
でも、自作の拙い作品を携えて、たまたま都内で展覧会中だったまるみず先生を
アポなし訪問、「作ったけど、ココがうまくできません」と質問したりしました。
今となっては懐かしいけど、そういう「思い立ったが吉日」的に動くことは、
何につけても悪いことじゃなさそうです。

やってみたいな、と思ったら、それがその人の始め時。
もし、今「手製本、ちょっぴり興味あるな」と思っている方がいらしたら、
まずは動いてみませんか?新しい自分が発見できちゃうかも…です(^-^)